そもそも部活動が教員の業務の一部になっていないのがおかしい
そもそもの話ですが、1日2,3時間、土日は1日拘束のようなことが発生している部活動が先生の業務に入っていないことがおかしいと、私は考えています。
つまり、部活動も先生の勤務時間内に行われるものにしないとダメなんじゃないの?という話です。
土日一日拘束で4000円で雇用するのは明らかに最低賃金を下回っていますし、あまりに不健全です。
教員の勤務を午前と午後の二交代制にするべき
仮に部活動を勤務時間に入れるならば、教員の勤務時間が常に12時間くらいになってしまいます。
そこで、例えば午前4時間目の授業までの先生と午後2時間+部活動の先生で、二交代制にすれば長すぎる勤務時間の問題を解決できるというわけです。
また、これは部活動の顧問に関する記事ですが、部活動の顧問と同様に業務なのかそうでないのかが曖昧な時間が教員にはあります。それは給食指導です。
一般的に教員は大体8時から17時が勤務時間で、8時間の連続勤務をする場合1時間の休憩が必要となるので、給食の時間と昼休みを休憩時間としています。しかし、給食の時間には給食指導というものがはいっています。何を言ってるのかよくわかりませんが、休憩時間に業務が入っているのです。まじでよくわかりませんね。
二交代制にすれば、給食指導を後ろめたさなく行えて一石二鳥というわけです。
勤務時間の減少に合わせて、教員の給料を減らさないといけなくなりそうですが、どうにか自治体様頑張って欲しい……
また、給料の減額に合わせて副業禁止をやめ、教員に副業を勧めることで『社会に出ていない先生が社会について教える矛盾』を解消できるのではないかと思います。(厚生労働省は働き方改革と称して副業を推進しているようですから、どうにか教員にもその波が来てくれないか……!)
教員は余裕が必要な職業
教員は多忙な職業として知られていますが、本来余裕が必要な職業なのではないかと私は考えています。
というのも、授業をする際にまずは導入として軽い雑談から内容に入っていくというのが定石です。そこで流行りのネタを入れるのはよくあることだと思いますが、余裕がなければ流行のチェックはできません。
流行に疎いというのは、一般的な大人であれば何も問題ないと思いますが、教員は若者を相手にする職業です。
若者の感性に自分をアップデートすることは他の職業以上に必要なのではないでしょうか。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事では部活動の顧問は先生がやった方がいいという時代と逆行した立場での意見を書かせていただきました。
学校の先生は非常にブラックな環境で働いています。なので、顧問反対派も賛成派もそれを改善すべきなのは共通の気持ちだと思います。
私の考えをまとめると
・部活動の顧問は先生と生徒が互いを知る機会。
・だからこそ、外部に任せるのではなく教員にやらせるべき。
・部活動を曖昧な立ち位置にせず、ちゃんと業務に入れるべき。
・二交代制にして部活を仕事として行うべき。
ざっくりと上の4つになります。
勉強するなら、別に動画でもできます。
生活態度を改善したいなら、校則でも読めばいいのです。
しかし私は、最適じゃないかもしれない今の信頼関係のもと成り立つ指導というのが大切なのではないかと思ったりするのです。