この記事を読んでくれているのは中学の社会で苦戦している中学生、またはそのようなお子さんを持つ保護者の方だと思います。
参考書って色々あるし、どれを買ったらいいのか迷ってしまいますよね。
この記事ではおすすめの参考書を1つだけですが、それを少し詳しめに紹介します。
今回紹介する参考書を使いながら学校のワークなどを解けば、理解度が跳ね上がること間違いなしです。
旺文社中学社会用語・資料集
本書は、社会科用語の意味を、いろいろな場面ですぐに調べることができる用語集です。すぐにその意味をひくことができるように工夫してあります。☆最近の用語を含む約3500語を掲載! 中学生 中学社会用語・資料集 四訂版|旺文社 - 旺文社オフィシャルサイト |
今回紹介する参考書はこれです。
参考書として問題が載っているタイプのもの(問題集)を期待した方もいると思いますので先に言っておくと、これは資料集と言った方が通りがいいかもしれません。
ただ、この本は資料集としてかなり有能です。
用語・資料集とタイトルにある通り、この参考書は用語編と資料編の2つに分かれた構成となっています。
私が持っているのは、この参考書の古いタイプですが、構成を見た感じ大体同じ様なので、手元にある古いバージョン(中学社会用語集3200)での画像となってしまいますが、以下ではそれぞれの内容について少しずつ紹介します。
用語編
用語編では、用語とその説明がセットで載っています。
また、用語ごとの重要度まで書かれており、学習のポイントが掴みやすいです。
資料集だというのに、受験を見据えた着眼点を取っているのがいいですね。
青と赤で重要語が書かれているので、青シートと赤シートを使った学習が捗りますね。
また、この参考書はフルカラーですから、社会などの現実のものを扱う学習にとってこれはいいです。
用語編は三つに分かれており、
- 地理編
- 歴史編
- 公民編
となっています。
地理Ⅰ 、Ⅱや、歴史Ⅰ、Ⅱと分かれていないので、そこは少し残念なところがありますがそこまで気にすることでもなさそうです。
資料編
資料集と付いているように資料編が付いています。
社会で資料集というと、各国の輸入額や生産量などの細かいデータなどを想像してしまいそうですが、違います。
この参考書の資料編は、感覚的にいえば要点をまとめたノートです。
例えば、地理では各都道府県についての選択肢式の正誤問題がよく出題されますが、このようにかなり要点を抑えてまとめてくれています。
他にも、塾に通ったらこういう板書を書き写すんだろうなというイメージのまとめがたくさんあります。
載せたのは一部ですが、他にも公民を含めて
- 世界の地形
- 日本の地形
- 世界の気候
- 日本の気候
- 日本の交通(新幹線や高速道路)
- 地図の読み方
- 歴史年表
- 〇〇文化に注目した歴史のまとめ
- 国会・内閣の仕組みに関するまとめ
- よく出る憲法条文まとめ
など、受験生だったら一度は自分でまとめノートを作るであろう内容が収録されています。
この資料集にあるまとめをノートに写しながら、内容を適宜補充していけばそれだけでいい勉強になりそうです。
おわりに
今回は旺文社の中学社会用語・資料集を紹介しました。この参考書に限らず、資料集的な書籍は旺文社がいいのかなと思います。
特に今回紹介した参考書(資料集)では、資料集であるというのに受験ベースに紹介する用語を選別しているのがかなりいいと感じています。
是非とも、この参考書を学校ワークの助けにしていただければと思います。