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連立方程式をTeXで書きたいとなる時は結構あると思います。
この記事では普段私は連立方程式を書くときに「cases」というコマンドを使っているのですが、それを数式モード中で使う方法と文章中に入れる方法の二つを紹介します。
下の画像みたいなことをできるようになる記事です。
\begin{cases}を使って連立方程式を書く
追加して欲しいパッケージ
この方法を使うためにはパッケージを追加する必要があります。
TeX writerはオフラインで使用できますが、新しいパッケージをダウンロードするときにはインターネットに接続しておく必要があるので注意してください。
追加して欲しいパッケージ
\usepackage{amsmath}
数式モード中で連立方程式を書く
数式モード中で連立方程式を書く場合、なんかしらの数式モード(equationとか)にして、その間にcasesをぶちこみます。
\begin{equation}
\begin{cases}
4x-3y=-9\\
3x-7y=17
\end{cases}
\end{equation}
\begin{cases}
4x-3y=-9\\
3x-7y=17
\end{cases}
\end{equation}
equationの部分は他の数式環境に変えても大丈夫です。
文章中に連立方程式を書く
文章中に連立方程式を書く場合、TeX writerは改行で$$の数式環境が途切れるようなので(これ私だけ?)その場合は、気にせず改行しないで書き込めばうまくいきます。
$\begin{cases} 4x-3y=-9\\ 3x-7y=17 \end{cases}$
おわりに
いかがだったでしょうか。
連立方程式の書き方は他にもarrayを使ったものもありますが、casesの方が楽な気がします。自由度はarrayの方が上なのかもしれませんが。
ちなみに、arrayはTeX writerで動作することは確認しましたので、使用することは可能ですね。
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