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この記事ではiPadアプリ『TeX Writer』で2段組みの解説を作る方法について説明しています。
おまけでボックスの中にいい感じに問題を配置する方法もつけています。
本日の目標(これ表示する)↓
コピペすれば終わりなのでさっくりと終わらせましょう。
\usepackage{multicol,tasks,bigints}を追加する。
タイトルの通り、\usepackage{multicol,tasks,bigints}を追加してください。
初めて使うパッケージの場合、ダウンロードが入りますのでオフラインだと注意です。
以下をコピペする。
以下をコピペすれば上の画像がコンパイルできるコードを置いておきます。
\begin{itembox}[l]{方針1の例題}
\begin{tasks}(2)
\task $\bigint (x+1)\sqrt{x-4}dx$
\task $\bigint \dfrac{x}{\sqrt{3+x}}dx$
\end{tasks}
\end{itembox}
{\bf解答}
\begin{multicols}{2}
a)\ $t=\sqrt{x-4} \mbox{と置き換えると}$
$\ x=t^2+4\ ,\ dx=2t\ dt $
\begin{eqnarray*}
&\mbox{(与式)}&=\int (t^2+4+1)t \cdot 2t\ dt\\
&&=2\int (t^4+5t^2) \ dt
\end{eqnarray*}
\vspace{0.5cm}
b)\ $t=\sqrt{3+x} \mbox{と置き換えると}$
$\ x=t^2-3\ ,\ dx=2t\ dt $
\begin{eqnarray*}
&\mbox{(与式)}&=\int \dfrac{t^2-3}{t}\cdot 2t \ dt\\
&&=2\int (t^2-3) \ dt
\end{eqnarray*}
\end{multicols}
\begin{tasks}(2)
\task $\bigint (x+1)\sqrt{x-4}dx$
\task $\bigint \dfrac{x}{\sqrt{3+x}}dx$
\end{tasks}
\end{itembox}
{\bf解答}
\begin{multicols}{2}
a)\ $t=\sqrt{x-4} \mbox{と置き換えると}$
$\ x=t^2+4\ ,\ dx=2t\ dt $
\begin{eqnarray*}
&\mbox{(与式)}&=\int (t^2+4+1)t \cdot 2t\ dt\\
&&=2\int (t^4+5t^2) \ dt
\end{eqnarray*}
\vspace{0.5cm}
b)\ $t=\sqrt{3+x} \mbox{と置き換えると}$
$\ x=t^2-3\ ,\ dx=2t\ dt $
\begin{eqnarray*}
&\mbox{(与式)}&=\int \dfrac{t^2-3}{t}\cdot 2t \ dt\\
&&=2\int (t^2-3) \ dt
\end{eqnarray*}
\end{multicols}
3段組にしたい場合
以下のコードを少しいじって3段組にすることができます。
ボックスの中を3段組にしたい場合、
\begin{tasks}(2) を \begin{tasks}(3)
に変更してください。
また、解説部分を3段組にしたい場合、
\begin{multicols}{2} を \begin{multicols}{3}
に変更してください。
ただし、解説部分については3段組は狭すぎるのであまりお勧めできません。
段落を移りたい場合→\columnbleak
次の段落に移りたいとき方法は二つあります。
1つは\vspaceで縦方向の距離を調整する方法。(上の例ではそれでやっています)
もう1つとして、\columnbleakを使うという方法です。
\columnbleakを使うと、使った部分で次の段落に移ることができます。
後から気づいたことですが、こっちでやった方がいいですね。
おわりに
自分の備忘録のような雑な記事になってしまいましたが、ちゃんと表示できたでしょうか?
表示できたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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