はじめに、下の動画を見ていただきたいです。
Shadowverseというデジタルカードゲームの短めの動画を作ってみたのですが、実がこの動画はパソコン一切使わずにiPadのみ、しかも無料アプリのみで作られています。
この記事では上の画像のように動画にテロップを入れる方法について説明します。
目次
大まかなテロップを入れる手順
テロップを入れる手順は次のようになっています。
- テロップを透過した画像として作成
- iMovieで「グリーン/ブルースクリーン」としてテロップ画像を挿入
以上です。
非常にシンプルなやり方でありながら、自由度が高いです。
①テロップ作成
⬇︎
②「グリーン/ブルースクリーン」として画像を挿入
ここからは各手順の細かいやり方やiMovieの仕様について説明しています。
透過したテロップ用の画像を作成する方法
作成するためのオススメアプリ
画像を編集できるアプリであれば基本的に透過画像を作ることができるかと思いますが、個人的には「ibis Paint」というアプリがオススメです。
無料ですが、広告消すために私は課金しました。課金したことで全く後悔はないので是非課金しよう(回し者じゃないよ!)
アイビス ペイントの公式サイト↓
テロップ用の画像は3:4でも9:16でも良い(3:4推奨)
iPad版のiMovieでは、動画のアスペクト比が9:16で固定されており変更ができません(2020/10/26現在)
しかし、テロップ用に画像を作成するとき、そのテロップの縦横比(アスペクト比)は3:4でも9:16でも問題ありません。
(そもそもiPadは3:4なので3:4の動画にできるようにしてくれとは思いますが)
iPadの画面で録画した場合、動画は3:4になりますが、iMovieで編集をした際に9:16に変更されます。(9:16の動画の中央に配置され、両端に黒いゾーンが生まれる)
仮にテロップ用の画像を3:4で作成した場合、3:4の動画をiMovieで編集する時と同じようにテロップは中央に配置されるためどちらでも問題ないということなんですね。
ibisPaintであれば、画像作成時に縦横の比率を設定できます。(他の画像作成アプリでも当然できる。はず。)
どうしても9:16でテロップ作りたいという人へ
どうしてもiPadの3:4の動画に9:16のテロップを乗せたいんだって人(はみ出たテロップ使いたい人?)向けに、9:16だけど3:4の動画が表示される場所が分かりやすくなる画像を作ったので使いたければ使ってください。
(1番下のレイヤーで敷いておけば使える。かも。)
テロップ用の文字を入れて透過する
テロップ用の画像を作る際に注意しないといけないのは透過した画像を作るということです。
厳密にはグリーンスクリーンがブルースクリーンの画像でももちろんいいのですけど透過の方が理解しやすいと思ったのでこちらで説明しています。
ibisPaintだと、レイヤーの設定部分で白色を透過できます。
iMovieでテロップを入れる方法
もう最初の画像で説明が完了していそうですが、一応まとめておきます。
はじめに、iMovieを開くと、右側はメディアの画面になっていると思います。
この中からテロップの画像を作ったと思うので写真を押してください。
そして、挿入したい画像を選択します。
選択すると、「+」マークと「…」マークが出てきますが「…」を選択してください。
すると、挿入方法について色々出てきますが、その中から「グリーン/ブルースクリーン」を選んでください。
これでテロップの挿入が終了です。
テロップを表示させる時間は、動画のタイムラインの部分でいじることができます。