解答
(1)は別解あり
(3)-2に関しても説明ができていればよい
解説
問題⑴の解説
問題(1)1段目が1のとき、5段目までの図形を完成させよ。ただし、答えが複数ある場合1つで良い。
それでは解説していきます。
まずは(1)です。
ある規則が示されてそれ通りに操作ができるかを問う問題でしたね。
このタイプの問題も適性検査の算数ではよく見るタイプとなっています。
そういうのいいからさっさとポイント教えて
本日もたろうさんの先生への当たりが非常に強いですがそれはさておき、この問題のポイントをお話ししましょう。
1番上の段が1と言われているので、次にくる可能性としては「左下1、右下0」または「左下0、右下1」がありますね。
そしてここからがポイントですが、上が0の場合下にくるのは絶対に「左下1、右下1」ということです。
0が出たら絶対なので、0の左下と右下に即座に1、1と書き入れましょう。
あっ!そうか!
確かに、0の下に1、1って入れると3段目も4段目も5段目も書き方が1つに定まるぞ!
ということは、2段目を0、1にするか1、0にするかの2パターンがこの問題では考えられたってことか!
そういうことです。
こういう細かいポイントに気付ければ、問題を解くスピードが倍くらいになるかもしれませんね。
問題(2)の解説
問題(2)図形が6段のとき、書かれている数の合計はいくつか。
問題(2)の解説です。
ポイントをせがまれるのを先読みして、ポイントからいきましょう。
この問題では、3つの正方形に書かれた数の和が2になっているというのがポイントです。
あ、本当だ。
でもこの問題5段目まで(1)で書いたんだから、普通に6段目足せば良くない?
実際問題、たろうさんの方法でこの問題は解くことができますね。
もちろんその方法で考えるのもアリですよ。よくできました。
一応、3つの正方形の和は2という考え方は問題(3)で使うので、(2)を解きながら、この性質に気付いてくれればいいと思います。
問題(3)の解説
問題(3)図形に書かれている数の合計が45以上となるのは、図形が何段以上になったときか。図や式を用いて説明せよ。
ここでのポイントは大きく分けて2つあります。
1つ目に「理由+数式」で説明を進めるということです。
なんか前にもそのポイント言ってたよな!
でも、確かに「理由+数式」の形だと説明しているって感じがすごくする!!!!
そうなんです。説明している感じが出ていますよね。
「感じ」だけではなく、きちんと中身を伴わなければなりませんが、まずはこの書き方に慣れることから始めましょう。
問題内容が理解に関しては「この問題の場合はこうだった」としか話せませんが、書き方に関してはどの問題でも共通して使えます。
そしてポイント2つ目です。
2つ目のポイントは「〇〇以上」になるのを示す問題では2本の式を使って説明するということです。
「〇〇以上」を示す説明の方法には流れがあります。
①はじめに、ある数がいくつをこえると「〇〇以上」になるのかを説明する。
(今回の問題だと正方形が68枚を超えたら45以上になるんでしたね)
②『こえない場合』と『こえる場合』の式を2つ書いて説明する。
(今回の問題だと11段目までの正方形の数と、12段目までの正方形の数を2つ書いて説明しましたね)
この2つのステップになります。
この方法を使えば「〇〇以上」を示すのが一気に楽になるかもしれねえええええ!!!!!
これはいただきだぜ!
問題内容がわからなかったら、まずは表を使うのもアリかもしれないな!!!
まとめ
《本日のまとめ》
・問題内容がわからなかったら表を使ってみよう。
・説明するときは「理由+数式」
・「〇〇以上」を示すためには、
①はじめに、ある数がいくつをこえると「〇〇以上」になるのかを説明。
②『こえない場合』と『こえる場合』の式を2つ書いて説明。
この2つのステップで書くといい。