使用例についての記事はこちら
数式関係のコマンド
Desmosでは、入力パネルにある『関数』を押すことで欲しい関数を入力することができます。
一応、直接入力できるものもあるので、下記の表を参考にしてください。
出力 | 入力 | 備考 |
∫ | int | ↑↓で入力場所指定,→で次 |
Σ | sum | ↑↓で入力場所指定,→で次 |
√ | sqrt | →で次,n乗根は出せない |
◯n | ◯^n | 「^」で指数モード,→で解除 |
4C3 | nCr(4,3) | C は大文字でないと反応しない |
a1,a2,… | a1,a2,… | 文字の後に数字を入れると勝手に下付きになる |
sin θ | sin theta | |
cos θ | cos theta | |
tan θ | tan theta | |
sin (π/2) | sin(pi/2) | sin pi/2と入力すると(sinπ)/2になる |
log | log | 底は10になっている |
ln | ln | lはLの小文字。loge と同じ |
loge | log_e | 「_」で下付きモード,→で解除 |
180° | 別記 | 度数を入力することはできない。要設定変更 |
θ | theta | |
α | alpha | |
β | beta | |
π | pi | |
e | e | e≒2.7,変数として使えない。 |
TeXなどでなれている人からすると少し違和感があるかと思いますが、コマンドには「\」が要りません。
度数(180°など)を使いたい場合
sin180°などの度数を使いたい場合、設定をいじる必要があります。
スパナのマークをタッチすると、下の画像のようなメニューが表示されます。
このメニューの1番下にある「度数法」をタッチしてください。(初期設定だと弧度法になっている)
このようになれば、「180」という数を「180°」として認識してくれます。
その他のコマンド
関数のボタンを押したときに出てくる他のコマンドについての解説になります。
できること | コマンド | 使用例 | 備考 |
数列の結合 | join | join([1,3],[2,4]) | 後述 |
数列のシャッフル | shuffle | shuffle([1,2,3,4]) | 後述 |
数列の並び替え | sort | sort([1,4,3,2]) | 後述 |
最小公倍数 | lcm | lcm(3,2) | 例では「=6」とでる |
最大公約数 | gcd | gcd(21,14) | 例では「=7」とでる |
余りの計算 | mod | mod(17,5) | 例では「=2」とでる |
切り上げ | ceil | ceil(x),ceil(4.5) | 文字も可,ceil(4.5)=5 |
切り下げ | floor | floor(x),floor(4.5) | 文字も可,floor(4.5)=4 |
四捨五入 | round | round(x),round(4.5) | 文字も可, round(4.5)=5 |
符号関数 | sign | sign(x) | 1,0,-1で数字を返してくる |
割合を計算 | % | 50% of 150 | 例では「=75」とでる |
自然指数関数 | exp | exp(2x) | 例では「=e2x」とでる,eの指数を()の中で表す。 |
数列に関するコマンド
数列に関するコマンドについて、具体的には次の画像のようになります。
aではそのままの順番で結合されており、bではそれがバラバラに、cでは小さい順に並び替えられています。