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「ロジハラ」の意味とは?特徴と対策・診断

昨今様々な「ハラスメント」が登場しています。

セクハラに続き、パワハラ、モラハラ。アルハラ、アカハラなどなど。

他にもたくさんありますが、多すぎていわゆるマナー講師が新しいマナーを作っていく要領に近いと思いますので、有名どころだけ挙げました。

ただ、私自身「ロジハラ」というのは間違いなく存在している(言いがかりではないハラスメント)だと感じているので、今回取り扱おうと思います。

この記事では、

1.ロジハラの意味とは?

2.ロジハラ人間の特徴

3.まとめ

4.あなたはロジハラ人間かな?(ロジハラ診断)

5.ロジハラ人間にならないための対策

この5本でお送りしようと思います。

ちなみに、この記事の核心部は4と5になります。

絶対に1〜3まで読んでから4、5は読んでくださいね。


 

ロジハラの意味とは?

「ロジハラ」とは「ロジックハラスメント」の略称です。

より細かくいうならば「正論で相手を追い詰めること」を指します。

ロジハラは正論を使われている分、言い返すことが難しいため、嫌がられることが多いみたいです。

 

ロジハラ人間の特徴

「ロジハラ」をする人間は、自分に自信がある人間が多いです。

正しいことを言える人間は、得てして自信があります。

逆に、正しいことをしてきたから、自信があるというのもあるかもしれません。

例えば、ビジネス用語を多用する人などはまさにこのロジハラ人間であると言えるでしょう

相談をすれば、すぐさま「PCDAサイクルは回した? してないのに相談? それくらいしてよ。アジェンダは共有するように」と言った具合に捲し立てられます。

想像してもらえれば、ムカッとくるのは当然の感覚かとは思います。

これはすなわちハラスメントです。

 

まとめ

ビジネス用語を多用する人というのは、知らない内に相手に圧をかけてしまっている可能性が高いです。

特に、カタカナ言葉というのは、みんながみんな知っているわけではありませんし、知らない言葉で捲し立てられてしまっては、受け取る側からしてみれば「私はバカなんだ……」というように気分を害してしまいます。

ロジカルな話し口というのは、敬遠される場合が多いのです。

あなたはカタナカ言葉を使って相手を追い詰めてしまってたりしませんか?

 

あなたはロジハラ人間かな?(ロジハラ診断)

ここまで読んでくださりありがとうございます。

さて、ここからが本題です。

3番まで読んで、あなたはもしかして、こう思いませんでしたか?

最初の定義とまとめの警鐘、別じゃね笑 論点ズレてんじゃんこのクソ記事w

そう思ったあなた、ロジハラの才能があるでしょう

気付かなかった方も、油断してはいけません。今回気付かなかっただけで、相手の矛盾に気付いたとき(正義を手にしたとき)相手をバカにしたりしていないでしょうか?

因みに、2番と3番は雰囲気で書いたので忘れてください。1番は正しいです。他の記事を見る限り「ロジハラ」という言葉を「正論での嫌がらせ」と捉えているものが大多数ですので、個人的には少し違和感を感じますがこの意味で合っています。

 

ロジハラ人間にならないための対策

大前提ですが、様々な「ハラスメント」は、人によってはそうであり、人によってはそうでないという曖昧な判断の上、成り立っています

例えば、好きな人から「今日の髪型可愛いね」と言われれば純粋に嬉しいですが、キモデブ上司から鼻息を荒くしながら「今日の髪型可愛いね」と言われれば「なにこの人、私に気があるの?もしかして、私で変な想像とかしてるんじゃないの?最悪なんだけど。セクハラじゃん」というように、セクハラと感じてしまうかもしれません。

何が違うかと言えば、相手との関係性が違います。

他にも、言い方というものが異なります。

少々オタクな話になってしまいますが、「今日の髪型可愛いね」いう台詞、シュタゲのダルと、Fateのギルガメッシュに言われたのではイメージが全く違うでしょう。同じ関智一さんなのに天と地との差があります。

回り道をしてしまいましたが、ロジハラ人間にならないためには、

1.相手と良好な関係を築く

2.言い方を考える(何度も正論で攻め続けない、キツい口調にならないなど)

これら2つを肝に据えておく必要があるでしょう。

1に関して、ちゃんと普段から真っ当に相手と接していれば、相手から「ハラスメント」と認識されることもないでしょう。(この文にカチンときて「ロジハラ」と感じる人もいるかもしれませんが、きっとそれは私とあなたに良好な人間関係がないことが一つの要因かもしれません)

また2に関して、何度も同じ正論で攻められるのは嫌がられます。

そもそも、正論でなくとも同じことを責め続けられるというのはあまり会話の流れとして面白いものではないでしょう。「天丼は2回まで」という言葉はお笑い以外にも適応できます。(楽しい会話ができればそれは良好な関係を築くきっかけになります。)

また2に関して、言い方というものがあります。この記事の3番までの矛盾点指摘でも「ロジハラの定義は分かったけど、最後のまとめがちょっと分からなかったです。どっちが言いたいことだったのですか?」このように言えば印象がガラッと変わるかと思います。

丁寧に言われれば、間違った方も「あっ、話しているうちに言いたいこと飛んじゃった。ロジハラについての記事だったから、最初の定義だけ分かってくれればいいよ」と、そのような意思をあなたに伝える気力が湧いてくるでしょう。結局これも良好な人間関係の話に帰着してしまうかもしれませんね。

最近では、社員同士のコミュニケーションのために、みんなでお昼に行ってくれればお金を出すよ、という会社もあるそうです。

コミュニケーションが取れれば、仕事での意思伝達がしやすくなるという側面もありますが、「ハラスメント」が起きにくくなる環境作りという側面もあるのかもしれませんね。考えた人頭いいです。

皆さんも、ロジハラ人間にならないように、日々の自分の立ち振る舞いに気をつけましょう!

 


最後におまけですが、「ロジハラ」というものは、昨今話題の「炎上」に似ています

そのため、私はこの「ロジハラ」はマナー講師のでっちあげなどではなく、本当に存在する「ハラスメント」だと考えています。

悪いことをしてしまった相手(芸能人とかが多い)に対して、不特定多数の人達が寄ってたかって責め立てる状況を「炎上」と表現しますが、これは自分に揺るぎようのない正義があるからひたすらに相手を殴ることができるのです。

「〇〇選手がオリンピックで金メダル!」というニュースに対して「はいクソ〜お前が勝ってどうすんねん」というような意見が湧きに湧いて炎上ということはあり得ません。別に選手は何も悪いことしていませんし、こちらに正義も悪もありません。

しかし「〇〇が不倫。5股か?」というニュースに対してなら「クソ男」「やりそうな顔してんじゃんw」とかキツい言葉を浴びせることは容易です。何故なら、相手が悪く(民法参照)、こちらに正義があるからです。

別にこんな俗っぽい話じゃなくても、戦争とかもまさにこれですよね。お互いに正義があるから戦うのです。

なるべく正しく生きようと心掛けていますが、それを相手に強要しないように気を付けて生活しようと思います。おまけまで読んでくださりありがとうございました。