はじめに
書店に行けば、問題集が大量にあります。
その中から自分の求めているテキストを見つけるのは至難の技です。
今回はそんな問題集選びに迷う方の力になれるような情報をかけたらなと思います。
1.問題集の選び方
問題集を選ぶにあたり、まずはじめに確認すべきことがあります。
それは「なぜ問題集を買うのか」ということです。
この問いに対しては「受験のため」と「学校の試験のため」の2つの回答が予想されます。(趣味で欲しい人は、同人誌など調べてはいかがでしょうか)
◯もし「受験のために」問題集を買いたいのであれば、問題集を買う前に、志望校の過去問を確認しましょう。
過去問の難易度に合わせて、問題集の難易度を合わせていくことが重要です。
公立高校を目指しているのならば、難易度低めの問題集を買っておくのがいいかと思います。
私立高校は、学校によって本当に難易度の振れ幅があるので、一度過去問を見たほうがいいです。見ても難易度がわからない場合、少し難しめの問題集を買うのがいいでしょう。
◯もし「学校の試験のために」問題集を買いたいと考えているのならば、そもそも問題集を買うことをオススメしません。
学校の試験の問題は、学校で使っている問題集から出ることがほとんどです。
学校の問題集を2周、3周と解く方が高得点が出せるかと思います。
問題集を買う目的を確認した後、具体的にどのような難易度の問題集にするのかを吟味していくことになると思います。
難易度の確認方法は
- 出版社が出している難易度表を見る
- 自分で確認する
の2つがあります。
1が楽な方法ですが、自分に合わない場合があるので、やはり自分で確認する方がいいと私は思います。
書店で問題集の難易度を確認する際には、その参考書で一番難しいであろう問題を確認してください。
というのも、問題集は難易度別に販売されていますが、難しい問題集に基礎的な問題が載っていないかといえばそうではないからです。
簡単な問題の数が削られ、難しい問題が増えていると考えてもらって構いません。
数学の難しい問題集が欲しいとなったとき、例えばですが、「連立方程式単元の最後の方に、平方根が係数になっている連立方程式が出ている」→「これは難しい参考書だ」というように判断することができます。他の教科においても、教科書の隅に載っているような用語を答えさせるような問題が発展的に載っていれば難しい問題集と言えるでしょう。
まとめると
- なぜ問題集を買うのか確認。
- 学校のテストのためなら買わなくていい。
- 受験のためなら、まずは志望校の過去問を確認。
- 書店で実際に手にとって自分に合った難易度を探す。
- 難易度は、問題集の最難(発展的な部分)の問題をチェック。
ということになります。
おわりに
問題集の選び方について、様々な見解があるとは思いますが、私は上の方法で問題集を選んでいました。
今はネットで調べれば、これがオススメ、これは良くないという情報が非常に散らかっていると思います。しかし、中身を見ないで買ってしまうと、難しすぎたり、簡単すぎたりする場合が普通にあります。
この記事を読みにきた貴方は、これから受験生になる方、又はその保護者様だと思いますので、時間があるうちにまずは目標を把握し、1年間付き合っていく問題集を選びましょう。